第2回:孤立牌の残し方|「ワンポイント講座」

前回ではメンツの作り方を学びました。麻雀の基本は3枚の組み合わせを作ることですからね。

しかし、3枚の組み合わせも、もとは1枚の牌から構成されます。
関連する牌が他にある牌は、それぞれ組み合わせていけばいいですが、単独の牌=孤立牌が複数あったとき、どれを残してどの牌を切っていけばいいのか学んでいきましょう。

例題1

早速ですが上の例題を見てください。

2つのメンツと2枚組のアタマがある手牌ですが、孤立している牌はの3枚ですね。

捨てる牌はこの3牌のうちどれかになると思いますが、どれを切るのが正しいでしょうか?

にはの仲間の牌があり、にはという仲間の牌があります。
しかし、にはしか仲間の牌がありません。
従ってここではを切るのが正解になります。
🌟
ポイント①「3~7>2・8>1・9>字牌」

それでは次の例題はどうでしょうか?

例題2

この手はあと1枚有効牌が来ればテンパイする、いわゆるイーシャンテンという形です。

孤立牌はですが、この場合は、を引いてもとして使えるので、はいりません。

そして真ん中の牌は、他の人も必要としていることが多いので、いったんいらないとなれば、すぐに捨てるのが得策です。

以上から、この手はを切るのが正解です。

例題3

次の問題はどうでしょうか?
この手は、ピンフ・タンヤオの形のいいイーシャンテンです。

のいずれかが入ればテンパイですから、一見必要そうにみえるはもう不要牌になります。 も孤立した字牌で不要牌ですが、ここは例題2で学んだセオリーを活かして先にを捨てるのが正解になります。
🌟
ポイント②「中盤以降は、危険度も考えて牌を残そう」

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