【ノーレート雀荘対抗戦】大阪「豊中の健康マージャン」が第7回を制す!

【ノーレート雀荘対抗戦】大阪「豊中の健康マージャン」が第7回を制す!

11月30日(日)に月刊麻雀界主催「第7回ノーレート雀荘対抗戦」の決勝がスリアロスタジオにて開催された。

💡
準決勝のレポートはこちら!
【ノーレート雀荘対抗戦】準決勝開催!決勝へ進出した4チームは…!?
11月29日(土)に月刊麻雀界主催「ノーレート雀荘対抗戦」の準決勝が新橋・「新雀荘」にて開催され、東日本予選①②・西日本予選を勝ち上がった12チームが出場した。 大会は弊誌編集部・宮本一輝の進行で開会し、弊誌編集長・髙橋常幸の挨拶のあと、決勝進出の4枠をかけた4半荘がスタート。 1回戦、幸先の良いスタートダッシュを決めたのは兵庫県「カルチャー麻雀サロン すずらん」。トップ3人を含む全員連対で173ポイントを稼ぐ。続いて神奈川県「麻雀サロンウィル、大阪府「豊中の健康マージャン」と続く。 2回戦、ここで一気にポイントを伸ばしたのが東京都「PSJ赤羽店」チーム。なんと4人全員トップで211ポイントを加算し一気に首位に躍り出る。カルチャー麻雀サロンすずらん・豊中の健康マージャンもそれに食らいつき、3チームでトップ集団を形成する形に。 3回戦を終え、上位チームの顔ぶれは変わらない展開に。しかし2回戦好調だったPSJチームが失速し、進出県内だが黄色信号がちらつく。さらに4位のボーダーともそんなに差がなく、1回で100や200ポイントが上下するこのルール、下位チームの大逆転も大いにある展開で

今回決勝に進出したのは、東日本から東京都「PSJ赤羽店」と神奈川県「麻雀サロンウィル」、西日本から大阪府「豊中の健康マージャン」と兵庫県「カルチャー麻雀サロンすずらん」の4チーム。東西2チームずつ選出とバランスの取れた対決となった。

決勝のシステムは4人全員が4回戦を戦い、ポイントを半分持ち越して最後にチーム代表者1名による大将戦で勝負を決する。
また、4卓のうち1卓は配信対局で行われ、こちらの解説には日本プロ麻雀協会・金太賢プロ、進行・実況は日本プロ麻雀協会・山本亜衣プロが務めた。

開会式では髙橋常幸編集長の挨拶と解説の金プロの紹介のあと、決勝まで駒を進めた全チームの出場メンバーを紹介し、いよいよ決勝がスタート。

1回戦

1回戦の配信卓には、起家からカルチャー麻雀サロンすずらんからかみたに選手、豊中の健康マージャンからライドル選手、PSJ赤羽店からやあま選手、麻雀サロンウィルからひで選手が登場。

東1局はかみたに選手の2600オールでスタート。しかしスコアが大きく動いたのが東4局、かみたに選手がチャンタ・三色・一盃口・ドラ2をテンパイするとそのままツモって倍満に。4000-8000の大量リードを得る。

続いて南1局にはやあま選手が跳満を出アガり上位に食らいつくと、南3局親番には跳満をツモり、トップ目だったかみたに選手を上回り暫定トップになるも、次局は放銃に回ってしまい、かみたに選手と1200点差を追う立場になってのオーラスを迎える。

オーラスはこれまで我慢の展開だったライドル選手が逆転トップも伺える手をテンパイ。トップ奪取となる倍満ツモまでは届かなかったが、跳満をツモって大きく素点を伸ばし、この半荘は3着ながら▲2.3ポイントのスコアで踏みとどまる。

1回戦の成績

《配信卓》

着順 選手名(チーム名) スコア
1着 かみたに選手(カルチャー麻雀サロン すずらん) +61.2
2着 やあま選手(PSJ赤羽店) +20.0
3着 ライドル選手(豊中の健康マージャン) ▲2.3
4着 ひで選手(麻雀サロンウィル) ▲78.9

2回戦

2回戦の配信卓には、起家からPSJ赤羽店からたけちゃん2選手、カルチャー麻雀サロンすずらんからししまる選手、豊中の健康マージャンからしゅうたつ選手、麻雀サロンウィルからスミタ選手が登場。

東1局はししまる選手がドラ1の手を先制リーチするも、七対子で粘ったしゅうたつ選手が七対子・赤の手を単騎で追っかけリーチ。これが一発で出アガリとなり、満貫のアガリで好スタートを切る。

その後、東場は軽いアガリが続いていったが南1局、たけちゃん2選手が混一色の手を仕掛けてツモり、4000オールに仕上げると一気にトップ争いに加わるも、南3局親番のしゅうたつ選手が4000オールをアガリ頭ひとつ抜け出す。
オーラスはアガリが出ずしゅうたつ選手が逃げ切りトップとなった。

2回戦の成績

《配信卓》

着順 選手名(チーム名) スコア
1着 しゅうたつ選手(豊中の健康マージャン) +54.6
2着 たけちゃん2選手(PSJ赤羽店) +7.9
3着 ししまる選手(カルチャー麻雀サロン すずらん) ▲19.7
4着 スミタ選手(麻雀サロンウィル) ▲42.8

3回戦

3回戦の配信卓には、起家から麻雀サロンウィル・パンピエ選手、カルチャー麻雀サロンすずらん・なな選手、PSJ赤羽店・ささやん選手、豊中の健康マージャン・よしき選手が登場。

3回戦はカルチャー麻雀サロン・なな選手が序盤から魅せる。
東1局は2000点をサクっとアガると、親番を迎えた東2局は4800点、6000オール、18000点、4000オール、テンパイ連荘を挟んで2900点とアガリ続け6本場まで重ねた。東2局までで89800点の大量リードを築き、全員を持ち点10000点未満に突き落とす。

しかしなな選手の猛攻はまだ終わっていなかった。

親番を落とされた東3局に・混一色・一盃口・赤をテンパイ。直前にパンピエ選手からリーチが入っていたが、一発目に通っていないをプッシュするとを出アガリ跳満のアガリ。なんと持ち点が10万点に突入する。
12000をアガリ102800点まで持ち点を増やす

その後はささやん選手・よしき選手の熾烈な2着争いが繰り広げられる中、最終局はなな選手が3着目だったPSJ・ささやん選手に5800点を放銃しゲームセット。

豊中の健康マージャンを3着にさせることに成功した5800点の放銃

現状チームポイント最下位のPSJを2着、トータル首位の豊中の健康マージャンを3着の並びにさせることで順位点で20ポイント削ぐことにも成功し、配信卓3回戦はなな選手が東1局から最後の放銃まで大活躍の1半荘となった。

3回戦の成績

《配信卓》

着順 選手名(チーム名) スコア
1着 なな選手(カルチャー麻雀サロン すずらん) +115.5
2着 ささやん選手(PSJ赤羽店) ▲8.5
3着 よしき選手(豊中の健康マージャン) ▲31.0
4着 パンピエ選手(麻雀サロンウィル) ▲76.0

4回戦

4回戦の配信卓には、起家からカルチャー麻雀サロンすずらん・かずき選手、豊中の健康マージャン・ぐっち選手、麻雀サロンウィル・ヤス選手、PSJ赤羽店・ふみまる選手が登場。

3回戦配信卓で大活躍だったカルチャー麻雀サロンすずらん・なな選手のバトンを受け取ったかずき選手が序盤に高打点を決める。
東1局、親番のかずき選手が7700点をアガると次の1本場、ピンフ・高め三色・赤赤をテンパイすると、待ちが自分から6枚見えている状況もリーチの選択をとる。するとなんとこれが三色になる方を一発ツモ。親倍満の8000オールに仕上げて58000点の大量リードを得る。

しかし東2局、3連勝中のぐっち選手が親番で一気通貫・ドラ・赤の満貫の手を仕留めると、次局1本場はトップ目のかずき選手から満貫を直撃し、倍満をツモられたリードを削る。

東3局、麻雀サロンウィルのヤス選手が1300オールをアガると、次局1本場になんと四暗刻をテンパイ。

東3局、麻雀サロンウィルのヤス選手が1300オールをアガると、次局1本場になんと出アガリ倍満・ツモり四暗刻をテンパイ。待ちのはテンパイ時2枚山でチャンスが十分あるも、1枚は他家に、1枚は王牌に握られ成就はしなかったが待ち牌の行方を全視聴者が固唾を飲んで見守った。

最終局までもつれ込んだトップ争い・3着争いの行方は、親番のぐっちさんが手を満貫まで育て、ツモればトップになるリーチを打つも出アガリし12000点を堅実にチームに持ち帰った。

4回戦の成績

《配信卓》

着順 選手名(チーム名) スコア
1着 かずき選手(カルチャー麻雀サロン すずらん) +72.7
2着 ぐっち選手(豊中の健康マージャン) +32.5
3着 ふみまる選手(PSJ赤羽店) ▲31.8
4着 ヤス選手(麻雀サロンウィル) ▲73.4

大将戦

大将戦には、起家からPSJ赤羽店・やあま選手、麻雀サロンウィル・スミタ選手、カルチャー麻雀サロンすずらん・ししまる選手、豊中の健康マージャン・よしき選手が皆が積み上げたチームポイントを背負って登場。
カルチャー麻雀サロンすずらんは豊中の健康マージャンと97.8ポイント差、逆転条件としては着順をトップ-ラスにし、かつ17900点の差がついていれば逆転優勝を果たせるため、これを達成できるかが大将戦の見どころとなる。逆に豊中の健康マージャンはラスにさえならなければ素点差の条件をより厳しくさせられるため、この半荘はラス回避できるかがカギとなる。

しかし、ししまる選手になかなか勝負手が入らず、南2局にようやく満貫をツモアガり光が差すも、南3局の親番はターゲットのよしき選手がタンヤオでししまる選手の親番を蹴り、オーラスに。

やあま選手(PSJ):39300
スミタ選手(ウィル):12700
ししまる選手(すずらん):25400
よしき選手(とよまー):22600

オーラスはこちらの点数状況で迎え、ししまる選手は【倍満直撃or3倍満ツモ】の条件を突き付けられる展開。

しかしここでししまる選手の手に思わぬツモが続々舞い降りる。
7巡目に2暗刻……


12巡目に……

なんと3暗刻完成、四暗刻単騎の1シャンテンまでこぎつける。

……も、役満テンパイまでは至らず、総合優勝は「豊中の健康マージャン」となった。

優勝の「豊中の健康マージャン」チームには優勝カップと、副賞として大洋技研株式会社より協賛の全自動卓用麻雀牌・株式会社レディオシステムより協賛のお菓子詰め合わせ、さらに選手4名へ記念のトロフィーが贈呈された。

また、ぐっち選手は決勝4回戦の個人スコアでも優勝を果たしており、個人優勝としてのトロフィーも贈られた。

最終スコアは以下の通り。

生配信のアーカイブはこちらからご覧いただけます!

「第7回ノーレート雀荘対抗戦」メインページはこちら

第7回ノーレート雀荘対抗戦
いま、日本中の麻雀店が動き出す― 「第7回ノーレート雀荘対抗戦」開催 概要 スケジュール 参加店舗一覧 参加店舗紹介 出場選手紹介 ノーレート雀荘対抗戦とは 「ノーレート雀荘対抗戦」は、全国のノーレート麻雀店・健康麻雀店の代表選手が集結し日本一を決める大会です。 第1回大会は2019年に8店舗で開催、以降参加店舗は年々増加し、2024年の第6回大会は40店舗にご参加いただきました。 今年より、主催を株式会社ACE麻雀事業部より「月刊麻雀界」に引き継ぎ、第7回大会の開催が決定! 本大会を通じてマージャンが老若男女楽しめる頭脳スポーツとして普及するよう、麻雀業界全体で盛り上げてまいります! 大会概要 基本システム ・各チーム4人全員が4回戦ずつ対戦、4名16半荘合計ポイントを競う (決勝最終戦は5回戦目に大将戦を行う) 東日本予選①・②、西日本予選の3回で上位数チームが準決勝に進出 ・チーム編成:各チーム予選~決勝まで同一の4名で戦う ルール ・Mリーグルール準拠 55分

決勝進出の4チームの皆様
配信卓以外の対局室の様子。こちらでも1打1打熱い闘牌が繰り広げられた

Read more

第6回 序盤の字牌の切り出しについて|エースの斬り口 目指せ頂点へ

(このコラムは2015年11月号に連載されたものです) 一昔前は、序盤から役牌を切って他家に鳴かせるのは罪といった考え方が主流でした。僕がプロを目指して勉強していた15年前くらいも、そんな考え方の打ち手が周りの多数を占めていました。 当時、最高位戦Aリーグによく観戦に行っていましたが、やはり役牌を簡単に打ち出さない選手が多かったですね。 では今はどうでしょうか? 今は、中堅から若手にかけて序盤から字牌を打ち出す選手が多数を占めています。 考え方としては、自分にさほど必要のない役牌は相手が重なる前に先に切るという考え方です。字牌の持ち方や切り方にも個性があって、トップクラスの選手でも少しずつ違いがあります。 僕が2008年から参加し、最高位戦Aリーグの坂本大志選手が主催する私設リーグ『ばかんすリーグ』の牌譜からいくつか紹介してみます。 村上淳プロへの考察 大した手ではありませんが第1打に、2巡目ツモで打としています。はほぼ必要はありませんが積極的に役牌を切っていますね。 村上プロは、持っている字牌が手牌に必要ない時は徹底して役牌から切り出します。逆に、自分が染め手や

By 麻雀界編集部

第6回「ラス目での立ち回り方」|最強の思考 ネット麻雀攻略法

(このコラムは2015年11月号に連載されたものです) 逆転の糸口を こんにちは、ASAPINです。 ここのところ、日本プロ麻雀連盟さん主催のインターネット麻雀選手権で2位になったり、声優であり最強戦のMCなども務める小山剛志さんの誕生日麻雀大会・通称「小山杯」 で優勝したり、天鳳名人戦もそこそこの位置につけていたりと、私個人の麻雀の調子はなかなかです。 麻雀は過程が大事だと思いますが、結果が悪いとこういった戦術論も自信を持って書けなくなったりするので、記事を読んでくださる方へしっかりとした戦術をお伝えできるように結果も出し続けていきたいですね! さて、今回のテーマは「ラス目での立ち回り」です。 麻雀はどれだけ丁寧に打っても時にはラスになるもの。 不幸なラス目になった時にも、ヤケにならずに冷静に逆転の糸口を見つけられるのが強い打ち手です。 天鳳ルールにおいて、ラスに立たされた者はどう打ち回すべきでしょうか。 色々な戦略が考えられますが、私が特に大切だと考えているのは、リーチや高く見える仕掛けを多用し、プレッシャーをかけていくことです。 これは平場での親の打ち回しに似ています

By 麻雀界編集部
渋川難波プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会への移籍を発表

渋川難波プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会への移籍を発表

現在Mリーグ・KADOKAWAサクラナイツにも所属の渋川難波プロが、1月14日付けで日本プロ麻雀協会から最高位戦日本プロ麻雀協会へ移籍することを両団体ならびに本人が発表した。 渋川プロは第11期雀竜位、第15回日本オープン優勝、第20期雀王などのタイトルを所持し、2021年に獲得した雀王のタイトルで協会グランドスラム(プロ協会メインタイトルの全制覇)を達成。2022-23シーズンよりMリーグ「KADOKAWAサクラナイツ」より指名されMリーガーになると、Mトーナメント2023でも優勝を果たす。 渋川プロは最高位戦移籍後、リーグ戦はA2リーグへの編入が発表されている。最高位獲得の日も遠くない。 なおこのあとお昼の12時30分より本人のYoutubeチャンネルにて今回の移籍についてのライブ配信がある模様となっている。

By 麻雀界編集部
【Mリーグ1/13】初年度の栄冠再び――ドリブンズデイリーダブル!

【Mリーグ1/13】初年度の栄冠再び――ドリブンズデイリーダブル!

1月13日(火)のMリーグは、ドリブンズ・パイレーツ・サクラナイツ・BEAST Ⅹが対戦した。 第1試合結果 1着[赤坂ドリブンズ]園田賢 +77.0 2着[BEAST Ⅹ]中田花奈 +5.0 3着[KADOKAWAサクラナイツ]阿久津翔太 ▲22.8 4着[U-NEXT Pirates]瑞原明奈 ▲59.2 東1局、親番の阿久津が満貫をアガりスタートダッシュを切るも、東2局、園田が跳満ツモで阿久津をかわす。東3局は負けじと阿久津が園田より満貫をアガるも、東4局に園田が再び跳満をツモり、園田と阿久津のシーソーゲームで東場が終わる。 しかし南2局、園田がライバルの阿久津から跳満を直撃し大きく差を広げるとそのままオーラスまで逃げ切り、ドリブンズに2026年初勝利をもたらした。 第2試合結果 1着[赤坂ドリブンズ]渡辺太 +88.3 2着[U-NEXT Pirates]鈴木優

By 麻雀界編集部