中国で競技麻将熱高まる 208人の選手が集結した「虎糾杯」盛殿国際麻将選手権
中国・福建省福州市の「福州金仕顿大酒店(Fuzhou Kingston Hotel)」にて、5月22日から24日までの3日間、「虎糾杯」盛殿国際麻将選手権が開催された。

福州市で全国規模の国際麻将大会が開かれるのは今回が初開催。国際麻将連盟」(MIL)中国区専門発展委員会の承認を受け、盛殿国際麻将運動協会が主催した本大会は「2026国際麻将グランドスラム(MCR)」シリーズの対象大会として実施され、上位64名にはグランドスラムポイントが付与。
累積ポイント上位者は、第4回中国麻将公開戦(CMO)の出場権獲得に大きく前進することから、全国のトップ選手が集う注目大会となった。


会場の様子
大会へは国内外10以上の団体から52チーム208名が参加し、団体戦と個人戦を組み合わせた競技方式で熱い戦いが展開された。
大会ルールには『中国麻将競賽規則(試行)』と『国際麻将(MCR)規則補充細則(試行・2025)』を採用。1~6回戦は同一団体と対戦しないように、かつ同じ選手との対戦を避ける組み合わせとし、7・8回戦はチーム順位に応じた組み合わせ、最終2局は個人順位戦へ移行するシステムが導入された。
団体戦と個人戦を融合させたこの競技方式は、チーム力と個人力の双方を公平に評価できる試みとして、国際麻将連盟からも高い評価を受けた。
3日間の長い戦いの結果、団体戦は「爻社神話升専隊」が標準点73点・競技点1095点で優勝、個人戦は山西省呂梁市の孫大智選手が標準点32点・競技点993点で優勝を飾った。
団体戦は上位4チームの標準点が73,73,72,71点とわずか2点差に収まる大接戦となり、参加チームの実力が拮抗していたことを印象付けた。


(写真左)チーム優勝の爻社神話昇専チーム/(写真右)個人優勝の孫大智選手(左)と盛殿国際麻雀スポーツ協会李・加勝会長
さらに、大会では記録に残る対局も生まれた。国際麻将連盟・李文龍事務総長は開会式であいさつを行うだけでなく、自ら選手としても出場。
最終順位は201位だったものの、6回戦では16局中11回のアガリを決め、435点という大会最高得点を記録した。

また、高輝選手は珍しい役満「緑一色」を完成させ、会場とライブ配信の視聴者を大いに沸かせたほか、鄭祥迪選手は「字一色・小三元」による132翻を記録し、大会最高翻数を樹立した。


(写真左)緑一色をアガった高輝選手/(写真右)字一色・小三元をアガった鄭祥迪選手
大会期間中は競技運営だけでなく、福州の名産品や茶菓子による歓迎、大会rオリジナルロゴや観光・グルメ紹介映像の制作、さらに注目卓の全局ライブ配信なども実施。競技性と開催地の魅力を両立させた運営は高く評価され、福州における国際麻将競技の新たな一歩を印象付ける大会となった。
