第24回「ダマテン相手にどうするか?」
こんにちは、ヨーテルです。
本日は“ダマテン相手にどうするか?”
こういったテーマでお話ししたいと思います。
皆さん、麻雀打っててダマテンに放銃してしまうこと、たまにありますね。
しかも、ダマテンって放銃すると結構高いじゃないですか。「タンヤオドラ3」とか、「タンヤオ・ピンフ・ドラドラ」とか、相手もリーチしない理由があってダマテンにしてるわけがあります。
まあたまに“平和のみ”とか“タンヤオのみ”とかの、安くてかわすことが目的のダマテンもありますけど、基本は高いです。高いからこそ、何とか放銃回避できるならしたいじゃないですか。満貫の放銃を1回避けるだけで着順何個変わるんだ、という話なんでね。
というわけで今回は、ダマテン相手の基本的な考え方について解説していこうと思います。
まずダマテンに対して強い人がみんな言ってる大原則があります。それが、
ダマテンはケアするな
です。
ダマテン相手のコラムなのにケアするな、とはどういうことやみたいに思われるかもしれませんが実際そうで、そもそも麻雀はリーチする手が大半なんですよ。リーチをかけないと基本満貫とか跳満とかそう都合よくできないですから。
皆さんも麻雀打ってて、満貫アガれた時って結構リーチして満貫になった、みたいなケースが多いと思います。リーチしないで役を4つ集めるのって相当大変です。
そもそも、ダマテンで満貫みたいなのがそうそう入らないのに、いちいちそれをケアしていたら、逆に自分の手を自由に進められなくなって、全然アガれなくなってしまいます。やっぱり麻雀で一番いいのは自分がアガることですから。
なので、ダマテンを必要以上にケアするのはやめましょう。
それで放銃してしまっても、仕方ないと割り切ることが大切です。
ただ、ではリーチが来るまではダマテンは全部無視でいいのか、というと、全無視はさすがに良くなくて、ダマテンをケアすべき状況というのももちろんあります。
今回はそういう状況を3つ紹介します。この3つに当てはまったらダマテンをケアしてみてください。
ダマテンをケアすべき状況その1
【リーチ相手にすごく押してる人がいるとき】
これはよく言われますね。
リーチしてる人がいて、その人相手に通ってない牌を押してる人がいたら、リーチの現物待ちでダマテンが入っている、みたいなやつです。
ただ、押してるからと言ってそんな毎回毎回都合よく現物待ちのテンパイが入ってるわけではないです。大事なのは、【すごく押してる人がいる】時。すごく押してる、というのが大事です。
ちょっと無筋を1枚切った程度の人は、すごく押してるに入りません。なんなら1シャンテンで押してる可能性のほうが高いくらいです。
では、どこからがすごく押してるラインなのかというと、これは僕のざっくりとした基準なんですが、無筋4本押してる人がいたら、その人はすごく押してると判断していいのかなと思います。
無筋4本というのは、例えば両方が無筋の456の牌を2枚通したとか、両無筋1枚+片無筋2枚とか、もしくは片無筋4枚ですね。もう鼻息荒くしながら狂ったように押してるって感じの人です。
ここまで押してたら流石にテンパイしている可能性が高いです。それなのにリーチはしてこないということは、リーチ者の現物待ちでダマテンが入ってる可能性がそれなりに高いと読めます。なので、こういう人がいたらダマテンをケアしましょう。
稀にただのバーサーカーゼンツマンの可能性もあるので、まだ初心者が多かったりするような卓だとちょっと微妙なこともありますが、雀魂の玉の間や天鳳の特上卓クラスだとかなりテンパイしていることが多い気がします。
ダマテンをケアすべき状況その2
【終盤でドラが見えていないとき】
さっきも少し触れましたが、ダマテンにする時というのは、リーチしなくても打点が高いのでダマテンにするというケースが多いです。
打点が高い手というのは大体ドラをたくさん持っています。
手役だけで「タンピン三色」や「メンホン+役牌」などで満貫の場合もありますけど、大概タンヤオドラ3とかその辺です。
麻雀というのは大体終盤、13巡目を超えると結構テンパイしている人がいてもおかしくありません。それなのにリーチがかかっていないということは、
①たまたままだみんなテンパイできていない か、
②テンパイしているけどダマテンにしている人がいるか
の2パターンなわけですが、ドラが見えていないとテンパイしてもリーチしないパターンが増えるので、ダマテンがいてもおかしくないということですね。
特に、3~7の牌がドラになっているときは要注意です。
この辺の牌は手の中で使いやすい牌ですので、それこそ「タンヤオドラ3」とかのダマテンが平気でいます。
逆に1・9・字牌がドラの時はなかなかダマテンで満貫は作りづらいので、あまり警戒しなくてもいいかな、という感じもします。
まあそれでもやっぱり一番大切なのは自分の手なので、ちゃんとテンパイできそうな手なら戦うし、逆に2シャンテンとかで終盤を迎えてテンパイも厳しそう、みたいな時は、いくら1・9・字牌がドラでダマテンがいなさそうとはいえ、自分がテンパイできないのだから万が一のダマテンによる放銃もケアしてしっかり降りましょう。
ダマテンをケアすべき状況 その3
【ド終盤にノータイムでスジを押してきた人】
これもすでに誰かからリーチが入っている状況を想定しています。
その人に対して、ド終盤(16巡目以降といったあと3巡くらいで流局する巡目)にノータイムでリーチ者のスジのようなやや通りそうな牌を切ってきた人には、ダマテンが入ってる可能性があります。
では、なぜスジを切ってきただけの人にダマテンが入ってるのかと言いますと、ただスジを切っているだけなら別にそんなことはありません。
ただこれがノータイムで打ってるとなると結構ダマテンが入っています。
ド終盤にスジを切るケースは2つあり、1つは
①安パイがないから一番安全そうな牌でスジを切ったケース もう1つが
②テンパイしているからスジくらいはって言って押したケース
おおまかにこの2つなのですが、このうちノータイムでスジを切れるのはどちらかということを考えてみてください。
圧倒的に②の、テンパイしているからスジを押したケースの方が、ノータイムで切りやすくないですか?だってテンパイさえしているなら、テンパイ料をもらえるといった利点もあるので、その人にとっては筋くらいの牌は余裕で押せます。
逆に①の安パイがなかったケースは、実際に切ったスジの牌とそうでない牌の安全度の比較をしなければならないので、なかなかノータイムで切れるものではないです。
もちろんすでに切る牌を決めていて、安牌がなくなったらこれを切ろう、と心がけてた可能性もありますが、それでもやっぱり1呼吸置いて切る人のほうが多いです。降り打ちするかどうかの瀬戸際なので、どうしても慎重になります。
なので、同じ筋を切ったにしてもノータイムかどうかというのが終盤は結構重要な判断材料になるので、余裕があればその辺の間(ま)を読むみたいなこともやってみるといいのではないかと思います。
というわけで今回はダマテンをケアすべき状況を3つ紹介しましたが、逆に言うとこれ以外の状況に関しては、ダマテンは全無視でOKということで大丈夫です。
必要以上にダマテンを警戒しすぎて自分の手をあがり逃すのは馬鹿らしいので、気を付けましょう。
放銃で点数を失うことも損ですが、アガり逃して本来貰えてた点数をもらえないのも損だというのを、覚えてもらえればと思います。